プロカテロールのまめちしき
プロカテロールは短時間作用性β2アドレナリン受容体刺激剤であり、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患の対症療法に使われます。
短時間作用型の薬剤ですが、気管支喘息の長期管理薬としても使用されます。
気管支喘息の長期管理薬としては
が、ありますので、コチラも確認してみて下さい。
基本的な薬効・適応
プロカテロールは、気管支にあるアドレナリンβ2受容体を刺激して、気管支を拡張する作用があります。
適応としては
気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎、喘息様気管支炎
があります。
プロカテロールは、錠剤は併用、吸入の単剤として使用する
プロカテロールは短期間作用型のβ2受容体刺激薬です。
吸入薬の場合ですと、発作が起きた時に吸入するため、単剤での使用となります。
しかし、錠剤の場合ですと長期管理薬のように定期的に服用する薬となります。
吸入ステロイド薬との併用する場合のみ、長期管理薬扱いとなるようです。
基本的に、吸入ステロイド薬は、喘息の長期管理薬として使用されるのですが、重症のときは、このプロカテロールを併用する使い方があるようです。
長期管理薬として使用する場合は、喘息の発作は早朝に起きやすいため、睡眠中に発作が起こらないように、プロカテロールは就寝前に服用することになっています。
参照:
補足資料
添付文書
http://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00062583
インタビューフォーム
https://www.otsuka-elibrary.jp/di/prod/product/file/m31/m31_if.pdf