ブナゾシンのまめちしき
ブナゾシンは本態性高血圧や緑内障に使用されます。
アドレナリンα1受容体遮断薬には珍しく緑内障の治療薬としても使用されているのが特徴的です。
同じ薬効のプラゾシンとは、名前が似ているので注意しましょう。
プラゾシンには緑内障の適応はありません。
アドレナリンα1B受容体を遮断することによる血管拡張作用。
そしてブナゾシンは他のα1受容体遮断薬とは異なり、眼局所のα1受容体を遮断し、ぶどう膜強膜流出路からの眼房水の排出を促進させます。
ブナゾシンはα1遮断薬では珍しく、緑内障の治療薬としても使用されます。
具体的な作用機序はわかっていませんが、眼のα1受容体を遮断することによって、ぶどう膜強膜流出路からの眼房水の排出を促進します。
眼房水の排出により眼圧を低下されることにより、緑内障の症状を軽減させます。
眼房水の流れはこちら
緑内障では視神経に異常が起こり、眼からの情報を正確に伝えられず、脳で画像をうまく組み立てることができなくなります。その結果、視力や視野(見える範囲)に障害を起こしてしまいます。
原因としては、眼房水が過剰に貯留することによる眼圧上昇。また視神経乳頭の虚弱による障害などが言われています。
参照:http://medical.yahoo.co.jp/katei/100754000/?disid=100754000
デタントール
添付文書:http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319747Q1023_1_13#CONTRAINDICATIONS
インタビューフォーム:http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/1/170033_2149015F1028_1_006_1F