トリメトキノールのまめちしき
喘息を代表とした気管支障害に使用する、β2受容体刺激薬のトリメトキノール。
β2受容体刺激薬の中でも、歴史の長い薬となっています。
東京オリンピックも開催されるということで、抑えといて欲しいのが
ドーピングの対象となる薬剤ということです。
それでは、トリメトキノールのまめちしきをご紹介いたします。
基本的な薬効・適応
β2受容体刺激薬
作用時間が短く、受容体選択性が弱いのが特徴。
適応として
気管支喘息, 慢性気管支炎, 塵肺症の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解
がある。
ドーピングの対象となっています
具体的な禁止物質としては、エフェドリン、メチルエフェドリン、プソイドエフェドリン、麻黄、メトキシフェナミン、トリメトキノールなどがあげられます。これらは、下記の表にリストを掲載していますが市販のかぜ薬やせき止め、鼻炎用内服薬の中には禁止物質を含んでいるものが非常に多く、注意が必要です。
参照:
東京オリンピックが開催されるので、スポーツ選手への指導には要注意ですね。
一般用医薬品の成分としても使用される
「新トニン咳止め液」に入っています。
参照
補足資料
添付文書:
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00053661.pdf
インタビューフォーム:
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