ドブタミンのまめちしき
急性心不全に使用されるβ1受容体刺激薬のドブタミン。
主に静脈注射で使用する薬剤です。
臨床現場では、急性心不全時のドパミンとの比較、併用について色々とあるようです。
そんなドブタミンにはどのような特徴があるのでしょうか。
今から紹介していきます。
合成されたカテコールアミン類。
心臓のβ1受容体に作用して、心筋の収縮力上昇。
ドブタミンは末梢のアドレナリンα受容体とアドレナリンβ2受容体を刺激するといわれているが,臨床的にはほとんど現れない。
参照:血管作用薬(Vasoactive Drugs) - Nurse Call - FC2
http://transcontinents.web.fc2.com/pages/vasoactive_drugs.html
急性循環不全(急性心不全)における心筋収縮力増強。静注で使用。
DoAは血圧上昇に加え、利尿作用も期待したい時に使う。
DoBはストレートに心拍出量を上げたい時に選択。But!!DoBは血圧をむしろ下げることになるため、注意が必要。参照
②心不全の心収縮力の維持には心筋酸素需要増加作用の少ない塩酸ドブタミン が優先される
参照
本文中のDoAはイノバン(ドパミン)、DoBはドブトレックス(ドブタミン)を表してます。
つまり、
ドパミンは血圧上昇+利尿作用。
ドブタミンは心拍出量の上昇 に使用するようです。
ドブタミン負荷心エコー法は、ドブタミンという強心薬(心不全の患者さんの治療 に使う薬です)を一時的に投与して心拍数を増やし、エコーで心筋の動きが低下する かどうかをみる検査です。
心エコー検査にも、ドブタミンは使用しするようです。
強新薬の考え方:
添付文書:
インタビューフォーム:
https://www.shionogi.co.jp/med/download.php?h=069f2c8635a14fcfd9ab93f942bfa4b3