ヤクマメ-薬の豆知識サイト-

薬を1つ1つ豆知識を踏まえながら覚えていくサイトです。薬剤師、薬学生の勉強のオトモに。

ナフトピジルのまめちしき

今回は前立腺肥大症の治療薬でアドレナリンα1遮断薬のナフトピジルについてお話します。 基本的な薬効・適応 前立腺肥大症に伴う排尿障害 アドレナリンα1受容体の選択的遮断を行い、尿道平滑筋の緊張緩和による尿排泄困難改善作用をあらわす。 前立腺肥大…

シロドシンのまめちしき

前立腺肥大症で尿が出にくい患者さんに適用される選択的α₁受容体遮断薬のシロドシン。 男性にとって様々な効果を示す薬となっています。 今回は、そんな様々な作用を起こすシロドシンのまめちしきを紹介していきます。 基本的な薬効・適応 前立腺、尿道、膀…

タムスロシンのまめちしき

前立腺肥大症に使用されるα1受容体遮断薬のタムスロシン。 前立腺肥大による排尿障害を改善する目的で使用されます。 基本的な薬効・適応 タムスロシンは 前立腺、尿道、膀胱括約筋など下部尿路のα1受容体を選択的に遮断し、それら下部平滑筋を弛緩させます…

ツロブテロールのまめちしき

喘息などの気管支閉塞障害の際に使う長期間型のβ2刺激薬のツロブテロール。 ホクナリンテープは喘息で有名な薬剤ですね。 貼付剤で、あるため錠剤が服用しにくい人に使いやすいです。 基本的な薬効・適応・主な商品名 薬理作用は 気管支平滑筋のβ2受容体を…

プロカテロールのまめちしき

プロカテロールは短時間作用性β2アドレナリン受容体刺激剤であり、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患の対症療法に使われます。 短時間作用型の薬剤ですが、気管支喘息の長期管理薬としても使用されます。 気管支喘息の長期管理薬とし…

ブナゾシンのまめちしき

ブナゾシンは本態性高血圧や緑内障に使用されます。 アドレナリンα1受容体遮断薬には珍しく緑内障の治療薬としても使用されているのが特徴的です。 同じ薬効のプラゾシンとは、名前が似ているので注意しましょう。 プラゾシンには緑内障の適応はありません。…

テラゾシンのまめちしき

高血圧や排尿障害に使用されるα1受容体遮断薬のテラゾシン。 血圧を下げる目的で使用されます。 基本的な薬効・適応 α1受容体遮断作用。 血管のα1受容体を選択的に遮断し、血管を拡張させて、血圧を下降させる。 シナプス前膜のα2受容体遮断作用が極めて…

ウラピジルのまめちしき

本態性の高血圧や前立腺肥大症に伴った排尿障害に適応されるお薬です。 選択的にアドレナリンα₁受容体遮断薬に分類されます。 主にα1B受容体遮断をして、血圧を下げる薬となっています。 基本的な薬効・適応 血管のα₁B受容体を遮断して拡張させます。 α₁受容…

ドキサゾシンのまめちしき

高血圧の際に使われる選択的α1遮断薬であるドキサゾシン。 血管のα1B受容体を遮断して血圧を低下させます。 プラゾシンの後に開発され、α1受容体選択性が高くなっています。 yaku-mame.hatenablog.com それでは、ドキサゾシンの豆知識を紹介していきます。 …

プラゾシンのまめちしき

主に高血圧や前立腺肥大症による排尿障害に使用されるα1受容体遮断薬ブナゾシン。 近頃はPTSD(心的外傷後ストレス障害)による悪夢にも効果があるということも研究されているそうです。 基本的な薬効・適応 血管のアドレナリンα1B受容体を選択的に遮断するこ…

リトドリンのまめちしき

これまで喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療薬として紹介してきたアドレナリンβ2受容体刺激薬ですが、 今回はこれまでとは適応が異なり、切迫流産、早産に使用するリトドリンを紹介します。 基本的な薬効・適応 特に子宮平滑筋のβ2受容体に選択性が高く、子…

テルブタリンのまめちしき

喘息の息苦しさなどにに対して、使われるアドレナリンβ2受容体刺激薬のテルブタリンです。 ドーピング対象となってしまう薬でもあります。 同じ第二世代のβ2刺激薬であるサルブタモールと比較しながら見ていきましょう。 yaku-mame.hatenablog.com 基本的な…

インダカテロールのまめちしき

今回もアドレナリンβ2受容体刺激薬の紹介です。 インダカテロールは慢性閉塞性肺疾患(COPD)のみに適応を持った吸入薬となっています。 では紹介していきます。 基本的な薬効・適応 アドレナリンβ2受容体を刺激することによる、気管支拡張作用。 インダカテロ…

ドカルパミンのまめちしき

急性循環不全(心原性ショック、出血性ショック)に用いられる、混合型アドレナリン作動薬のドカルパミン。 ドパミンのプロドラッグであり、経口投与で持続的に血中のドパミン濃度を維持します。 yaku-mame.hatenablog.com 基本的にドパミンのプロドラッグなの…

サルメテロールのまめちしき

喘息の吸入薬ではアドエアがよく知られていますが、今回はそれに含まれるサルメテロールについて紹介していきます。 基本的な薬効・適応 アドレナリンβ2受容体を選択的に刺激することによって気管支の拡張を促します。 約12時間と長い時間作用するという長所…

ドパミンのまめちしき

急性循環不全のショック時に使用する、混合型アドレナリン作動薬のドパミン。 ノルアドレナリンの前駆物質である内因性のカテコールアミンです。 快感が得られるホルモンとして知っている方が多いのではないでしょうか。 基本的な薬効・適応 作用は用量によ…

メチルエフェドリンのまめちしき

主に気管支喘息に使用される混合型アドレナリン作動薬の メチルエフェドリン。 同効薬にエフェドリンがあります。 エフェドリンとの違いは何でしょうか? エフェドリンのアミノ基にさらに1個のメチル基が入ったものがメチルエフェドリンで、エフェドリンに…

サルブタモールのまめちしき

喘息の息苦しさに対して、使われるアドレナリンβ2受容体刺激薬です。 小児喘息だった人は良く使った薬かもしれませんね。 本剤は、経口薬で、気管支喘息の長期管理に使用します。 β刺激薬はドーピング対象となるものが非常に多いので注意しながら見ていきま…

フェノテロールのまめちしき

喘息の発作のときに使用するβ2受容体刺激薬のフェノテロール。 短時間で作用するため、発作時に使える薬となっています。 それでは、フェノテロールのまめちしきを紹介していきます。 基本的な薬理・適応・主な商品名 短時間作用型アドレナリンβ2刺激薬 吸入…

エフェドリンのまめちしき

主に気管支喘息に使用される混合型アドレナリン作動薬のエフェドリン。 風邪薬や漢方薬にも含まれています。 そんなエフェドリンについてどのような特徴があるのでしょうか。 今から紹介していきます。 基本的な薬効・適応・主な商品名 混合型アドレナリン作…

クレンブテロールのまめちしき

喘息に使われるβ2受容体刺激薬のクレンブテロール。 実は筋肉増量剤としてボディビルダーの業界の中では有名な薬のようです。 今回はそんなクレンブテロールについて豆知識を紹介していきます。 基本的な薬効・適応・商品名 アドレナリンβ2受容体刺激薬。 気…

メタンフェタミンのまめちしき

覚せい剤の指定を受けている、間接型アドレナリン作動薬のメタンフェタミン。 日本では、覚せい剤取締法により規制されているため医療用としての使用はできません。アンフェタミンも同様です。 yaku-mame.hatenablog.com 昔は、ヒロポンと呼ばれ、普通に市場…

薬のまめちしきの概要

こんにちは。 「薬のまめちしき」の管理人です。 本サイトは、詳しい薬効薬理を分析したサイトでは無く、薬に関する豆知識を中心としたサイトです。 詳しい薬効薬理作用を勉強したい方は 役に立つ薬の情報~専門薬学:薬・薬学・専門薬学・薬理学など コチラ…

トリメトキノールのまめちしき

喘息を代表とした気管支障害に使用する、β2受容体刺激薬のトリメトキノール。 β2受容体刺激薬の中でも、歴史の長い薬となっています。 東京オリンピックも開催されるということで、抑えといて欲しいのが ドーピングの対象となる薬剤ということです。 それで…

メトキサミンのまめちしき

現在は販売中止となっている、α1受容体刺激薬のメトキサミン。 過去には、頻脈や麻酔時における血圧低下に使用されていたようです。 薬剤師国家試験の過去問に出題されている薬剤なので、今回は記載いたします。 基本的な薬効・適応 α1受容体刺激薬。 α₁受容…

ミドドリンのまめちしき

低血圧に使用する、α1受容体刺激薬のミトドリン。 実は、ミトドリンはプロドラッグであり、体内で活性代謝物となって薬効を示します。 プロドラッグの構造はどうなっているのでしょうか。 それでは、ミトドリンのまめちしきをご紹介していきます。 基本的な…

フェニレフリンのまめちしき

ショック時の注射や、点眼剤に使用されるα1受容体刺激薬のフェニレフレン。 局所麻酔薬の効果を高めるための注射剤としても使用されています。 点眼薬としては、主に散瞳を目的とした使い方のようです。 それでは、フェニレフレンのまめちしきをご紹介してい…

アメジニウムのまめちしき

低血圧に使用する、ノルアドレナリンを増加させるアメジニウム。 2つの作用の ・ノルアドレナリン再取り込み阻害 ・MAO阻害作用 があるようです。 今回は、2つの作用を持つアメジニウムのまめちしきを紹介していきます。 基本的な薬効・適応 ①ノルアドレナリ…

アンフェタミンのまめちしき

覚せい剤である間接型アドレナリン作動薬のアンフェタミン。 覚せい剤であるため、日本では、医療用として使用されません。 覚せい剤取締法により規制されているため、一般人の覚せい剤の所持はもちろん禁止です。 さらに、覚せい剤は、輸出、輸入、製造も禁…

ミラベグロンのまめちしき

頻尿や、尿意が強いときに使用されるβ3受容体刺激薬のミラベグロン。 薬学生、薬剤師の方なら、β1、β2受容体は聞き慣れていると思いますが、β3受容体は珍しいのではないでしょうか。 β3受容体は、排尿筋の弛緩や、脂肪分解に関与している受容体です。 そのβ3…

チラミンのまめちしき

チーズに多く含まれているチラミン。 医薬品ではないのですが、薬剤師国家試験に狙われる成分であるため、ご紹介致します。 基本的な作用、特徴 間接的アドレナリン作動作用 アミントランスポーターを介して神経終末に入り、交感神経節後繊維末端からノルア…

エチレフリンのまめちしき

低血圧に使用されるα,β受容体刺激薬のエチレフレン。 アドレナリン、ノルアドレナリンとは違い、経口で投与が可能となった薬剤となっています。 それでは、エチレフリンのまめちしきをご紹介していきます。 基本的な薬効・適応・主な商品名 非カテコールアミ…

イソクスプリンのまめちしき

特殊な適応を持つ、β1β2受容体刺激薬のイソクスプリン。 同じ薬効のイソプレナリンとは適応が異なるので、比較してみて下さい。 yaku-mame.hatenablog.com 作用は、β1,β2受容体を刺激するのですが、主にβ2受容体を刺激する薬物のようです。 しかし、β2受容体…

イソプレナリンのまめちしき

喘息や、ひどい徐脈のときに使用されるイソプレナリン。 薬効はシンプルで、β1受容体刺激の心機能の増加、β2受容体刺激の気管支拡張作用の目的で使用されます。 同じ薬理作用でも「イソクスプリン」とは適応が変わるので、比較してみて下さい。 yaku-mame.ha…

アドレナリンのまめちしき

主にアナフィラキシーのショック時に使用するα,β受容体刺激薬のアドレナリン。 ノルアドレナリンが体内で代謝されると、アドレナリンとなります。(ノルアドレナリンの「ノル」は、「前」という意味があります) yaku-mame.hatenablog.com ノルアドレナリンの…

ノルアドレナリンのまめちしき

急性低血圧や、ショック時に使用されるα,β受容体刺激薬のノルアドレナリン。 生命の危機に関わるときに使用するので、あまり使いたい薬ではないですね。 体内にも、ホルモンとしてノルアドレナリンは存在しています。 今回は、アドレナリンの薬剤、ホルモン…

ナファゾリンのまめちしき

鼻づまりや、目の充血に使用されるα1受容体刺激薬のナファゾリン。 一般用医薬品の点眼剤、点鼻剤に、良く使われる成分です。 しかし、使用方法を間違えると、薬が効かなくなるどころか、症状が悪化します。 ナファゾリンに関するまめちしきを読んで、正しい…

デノパミンのまめちしき

慢性心不全に使用されるβ1受容体刺激薬のデノパミン。 主に経口投与として使用する薬剤です。 yaku-mame.hatenablog.com 同じβ1受容体刺激薬でも ドブタミンは急性心不全(静注) デノパミンは慢性心不全(経口) に使用します。 そんなデノパミンにはどのような…

ドブタミンのまめちしき

急性心不全に使用されるβ1受容体刺激薬のドブタミン。 主に静脈注射で使用する薬剤です。 臨床現場では、急性心不全時のドパミンとの比較、併用について色々とあるようです。 そんなドブタミンにはどのような特徴があるのでしょうか。 今から紹介していきま…

アセトアミノフェンのまめちしき

解熱鎮痛薬として使用されるアセトアミノフェン。 一般用医薬品としても、使用されている成分です。 広く普及されている医薬品ですが、実は、薬理作用が完全に解明されていない医薬品なのです。 そんなアセトアミノフェンはどのような特徴があるのでしょうか…